文化・芸術・音楽

舞台「放浪記」

090527hourouki1_blo090527hourouki2_blo久しぶりに舞台を観に行ってきました。 林芙美子さん原作の、森光子さんの「放浪記」。
1961年の初演から数えると48年にもなるそうです。 私が生まれる前からだ・・・  森さんは結構なお歳なので、正直今のうちに観とかなきゃって思いまして。。。
先日5月9日に単独主演回数として、公演通算2000回を達成。 この回数に驚きですが、その日に89歳を迎えられたということにも驚きです。

あのお歳で、舞台を実に軽やかに動き回り、表現力豊かな演技、しかも長時間の舞台ですから台詞の量もスゴイです。 噂には聞いていたけど・・・

ラストシーンの幕が下りた後、再び幕が上がり、舞台中央で観客に向かって、一人正座をしている森さんの姿。 片手を差し伸べ、観客席の隅々までゆっくりと、一人一人を見るように視線を送る、その目の力はもの凄かったです。 畳に手をついて深々と頭を下げ、感謝の意を無言で伝えるという独特のカーテンコール。 その姿は胸に迫り来るものがありました。 そして静まりかえった会場に割れんばかりの拍手で幕が閉じたのでした。

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「阿修羅展」と「カルティエ展」

090424bijyutsuten_blo先週のこと。 平日でも上野の美術展は大賑わいです。
東京国立博物館の平成館で行われている「阿修羅展」
自転車を飛ばして開館の午前9時半に何とか到着したのですが、すでに200人くらいの行列。。。 昨年の「薬師寺展」のような混み具合。 GW前の平日朝一だし・・・と甘い考えのわたくし、みごとに予想外れ。
展示物の全てを順番に丁寧に鑑賞できるような状況ではなかったため、特に見たかった八部衆像と十大弟子像のコーナーなどをじっくりと。 あー興福寺行きたいわぁ。 年々仏像などに関心が湧いてきている自分に気づきます。
展示会場を後にし、グッズ販売の特設ショップで、たくさんある仏像本を手にとって見ていたら、後から来た制服姿の高校生が何冊も買っているのに、ちょっと驚いてしまいました。 一緒にいたその高校生の友達が「そんなにたくさん買うの?」と。 そしたら「どうせ親のお金だもん」ですって。 ・・・いいご身分ですこと。 (*`ε´*)  与えすぎるって良くないなぁと、思わずオバサンの私は思ってしまいました。

「阿修羅展」を見終えた後、午後からの仕事まで少し時間があったので、博物館の同じ敷地内の表慶館「カルティエ展」をハシゴしました。 こちらはサッと見て回れるだろうと思って入ったのですが、予想を超える展示数276点。 普段はヒカリモノに縁がありませんが、究極の贅沢品、いやいや凄かったです。
ただ美しいだけでなく、それぞれの完璧なデザインと技術力が、歴史あるカルティエの人気の所以ということが納得できます。

何だか対照的な2つでしたが、充実の3時間はあっという間でした。
2つ
の美術展の招待券をくださった方々、アリガトウゴザイナマ。
そしてまたヨロシクね。(._.)

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オカリナ&ギターのデュオ

081129okarina_concert1_blo081129okarina_concert2_blo081129okarina_concert3_blo日曜日の午後、根津教会でオカリナのコンサートが行われました。 前日にチケットの問い合わせをしたら、運よく最後の一枚が残っていて、行けることになりました。
^^   あー、幸運!
午前の酉の市での高揚のまま、教会へ。 この教会は趣のある洋館で、大正木造建築です。 教会としての利用以外に、現在ではTVの撮影やコンサートやお芝居などに利用されているそうです。 そういえば、去年ここに落語を聴きにきたんだったわ。


この教会では初めてのオカリナコンサートだそうです。
アーティスト名は「nyu Crossroad」(ニュークロスロード)。 齋藤 由美香さんのオカリナと土田 直之さんのギターのデュオです。お二人はご夫婦だそうです。 昨年、北とぴあで行われた「第一回ナイトオカリナフェスタ」で初めて聴いて、印象深かったので、また聴いてみたくなったというわけなのです。 アイルランド民謡を演奏されていたのが、私の心にささりましてね。^^

今回はオリジナル曲、アイルランド民謡、誰でも知っている文部省唱歌や世界の名曲、そしてクリスマス曲など、バラエティー豊富。 確かオカリナは6種類くらいを、曲によって使い分けされていました。 手のひらに入ってしまいそうなミニオカリナから、でっかいバス。 オカリナとクラシックギターの優しいハーモニーが美しい音色を奏で、癒されました。 クラシックギターのソロもあり、ヨカッタです。 今回のコンサートは、マイクなしのナマ。 これがまた良かったんですよ。  感動が冷めないうちに、さぁ練習しなきゃ。

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ソプラノ歌手 澤田理絵さん

081123concert_blo081123casals_hall_blo先日旧伊勢屋質店を見学した後、一人でお茶の水のカザルスホールへ出掛けました。 「ヴォーチェ・アプリート 第15回声楽コンサート」 きっかけは今月上旬、テレビで見た「見えないことは不幸じゃない~全盲夫婦の夢と子育て~」という番組で知ったソプラノ歌手澤田理絵さん。 番組を見た後、彼女のことをもっと知りたくて、歌を聴いてみたくて、ネット検索をして、彼女のホームページからカザルスホールのコンサートのことを知りました。 人間、求めていると辿り着けるものです。 2年前に塩谷靖子さん   を知った時もそうでした。
今回のステージは二部構成で、一部は彼女を含め9人の歌い手が、ピアノの伴奏でソロ。二部は「オペラ・ファンタジー フィガロの戯けた一日」。 これが結構面白かったのです。
何にも知らず、出掛けた私ですが、予想以上に素晴らしいコンサートに興奮。 コンサートの終盤では「ブラボー」の歓声が響いていました。 他の方も素晴らしかったけど、とりわけ澤田さんの透明感のある歌声は実に印象的でした。 帰りの足取りも軽く、私も心の中で「ブラボー~」。 機会があれば、また是非聴きたい歌声です。 皆さんも機会がありましたら、是非是非。

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ボストン美術館 浮世絵名品展

081112ukiyoe_blo東京江戸博物館で行われている、「ボストン美術館の浮世絵名品展」 の来場者が10万人を突破したそうです。 惜し~ぃ(何が?)、私が観に行ったのはその翌日。 平日だし空いているだろうと思って行ったら、大間違いでした。 いやいやいや、甘く見ていました。
鈴木春信、北斎、歌麿、広重、写楽、その他。 今回は版画や版本、肉筆など、百数十点の構成で見ごたえ大です。 幕末までの浮世絵の歴史を鑑賞することができます。
それぞれの感想はパスすることにして。。。

でもひと言。 色合いといい、紙の状態といい、コンディションの良さに驚きです。 保存状態が良いのでしょうね。浮世絵といえば、「海外流出」 という言葉が、まず頭に浮かびますが、海外にあったからこそ、戦火から免れられたんですもんね。 今日まで大事に保存されていたことに、感謝と感動を覚えます。 ボストン美術館には、5万点にのぼる浮世絵版画、版本、肉筆画が収蔵されているそうです。 恐るべし数。
単なる美術鑑賞だけでなく、江戸の文化や生活、風景などを知ることができオモシロイ。^^   公式サイトはこちら
今度は、礫川(こいしかわ)浮世絵美術館に行ってみよ。

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「ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情」 展

先週の日曜日の夕刻、いただいたチケットで、国立西洋美術館で行われている 「ヴィルヘルム・ハンマースホイ 静かなる詩情」 展を観ました。 閉館の1時間前ぐらいに入館したので、とっても空いていました。 もしかして近くのフェルメール展にみんな行っちゃったのかなぁ。 兎に角ゆったりとしていて、まるで皇族の方々のご鑑賞のように(?)。 実はそれを想定しての行動なのです。 会期終了間近ですと、そんなわけにはいかないと思いますが。 混雑なしで鑑賞できることのヨロコビを味わいました。

081019bijyutsu_bloデンマークを代表する作家の一人だそうですが、私は初めて知る画家です。 特に関心を持ったのは彼の女性の後姿を描いた数々の作品と部屋のシリーズです。 後姿って、それ自体観る人に想像力を働かせるので、私は好きです。 グレーを基調とした作品が多く、ひんやりとしたような北欧の空気を感じさせます。 部屋のシリーズでは、注ぎ込む光の描き方が静寂で、こころ惹き込まれます。(見方によっては暗い感じなので、好き嫌いがあると思います。) 光は燦々と、といった感じは全くなく、どこかしーんと、でも柔らかく注いでいる感じ。 私にとっては、じっと絵画と向かいあえた時間でした。
もう少し時間があったら、ビデオの解説も見たかったわぁ。 もう一回観ておきたいと思った展覧会でした。

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平櫛田中旧邸

0810hiragushi_dencyu_blo彫刻家 平櫛田中氏の旧邸で行われている催し。 健康維持のため、散歩がてら立ち寄ってみました。 私は今回初めてですが、この催しは今回で4回目を迎えるそうです。 上野桜木に今もひっそりと佇む趣のある建物は、アトリエと住居が隣接し、家中で行き来が出来るようになっています。 この建物は、現在は氏の出身地である岡山県井原市の所有で、通常は非公開だそうです。

まず玄関で受付をして、図録をいただきました。 芸大美術学部彫刻科が発行と書いてあります。 コレが立派(驚!)で、美しい(さずが芸大)。 そしてゆっくりと見学。 若い作家による30点近くの木彫は、独創的でユニーク。 思わずプッとしてしまいそうなものも。。。 木彫を一度にたくさん見られる機会はあまりないので、貴重な展示です。 日本の近代彫刻を切り開いた巨匠の旧邸で、作品を展示できる彼らは何てシアワセなんでしょう。。。

大正期の木造建築、その佇まいからは、贅沢はせず木彫に打ち込んだ人生だったのが想像できます。 そういえば彼が百歳の誕生日を迎える前に、向こう30年分の材料を買い込んだというエピソードは有名ですね。 凄い人です。 かつてここに多くの美術家たちが集ったのであろう、と想像すると、ちょっと嬉しくもあり、時代が流れ、現在があることを改めて実感するのであります。 展示作品と旧邸、1粒で2度おいしいです。

「アトリエの末裔あるいは未来展」
2008年10月17日(金) ~ 2008年10月26日(日)
平櫛田中邸 台東区上野桜木2-20-3 10:00~17:00

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THE ORIGAMI

0810origamiten1_blo0810origamiten2_blo0810origamiten3_blo先日、美容室の予約時間まで30分ほどあったので、時間調整で(?)恵比寿ガーデンプレイスに行ってみました。 すると、おりがみのイベントが開催されていました。 ガーデンタワーの38階では動物のリアル折り紙が展示されているというので、ちょっとだけ見たくなり。。。 はぁ~、 これはもう折り紙の域を超えています。 ここまでくると紙の工芸品のような感じでしょうかね。 折り紙って奥が深いです。 他のも見たかったけど、時間切れです。(涙)

0810ebisu_bloエレベーターを待っている間、38階からの景色を眺めながら、かつての住まいだったマンションを確認して、ほっとしたのでありました。
THE ORIGAMI 千代紙の美・折り紙の技 
場所:恵比寿ガーデンプレイス
2008年9月27日(土)~10月13日(月)
期間中の土・日・祝日には折り紙教室などのイベントがあるようです。

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カウパレード 2008

0809cow1_blo0809cow2_blo0809cow3_blo先月帰省するために東京駅に向かった際、丸の内で見かけた牛のオブジェ。 何じゃこりゃ、カワイ~ィ。 アートですなぁ。 新丸ビル付近で、もう1頭。??? そして帰省を終えて東京駅に到着し、丸の内ホテルの前で、更に1頭と出会いました。???

0809nakazuri_blo私のその疑問は、後日電車の中刷りポスターを見て解消されました。
「カウパレード 東京丸の内 2008」
2008年9月5日(金)~10月19日(日)
丸の内が牛73頭にジャックされている感じ。 残りの70頭も見てみたいですなぁ。

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白洲次郎と白洲正子展

0809shirasu_blo先日夫と松屋銀座店で催されている「白洲次郎と白洲正子展」に行ってきました。(夜8時までやっているのは有り難いです。)
GHQとの折衝に臨んだ次郎と、文学や骨董を愛した正子、ふたりとも強烈に個性的です。 もともと私は美術に多少興味
があり、正子さんに関心を持ったのです。そんなもんで上京して間もない頃、武相荘をひとり訪ねたこともありました。 その後夫の次郎さんの生涯をTVを通して知り、もっと知りたくなったというわけです。 展示を通して、お互いの価値観を認め合い、常識にとらわれない2人の夫婦像、人生観、美意識の高さなどが伝わってきます。

デパートの催事もいいけど、やっぱりまた鶴川の武相荘に行きたい気持ちが、フツフツと。。。 ふたりの暮らしぶりやその土地の香りを肌で感じたいんですよねぇ、私。
展示の最後に、次郎の直筆の遺言があり、そこには「葬儀無用、戒名不要」と書かれてありました。 プリンシプルを重視した生き方、次郎らしさを感じます。

ところで、NHKで来年1月3週連続でスペシャルドラマ『白洲次郎』(クリックしたらスクロールしてみてください。)が放映されるようです。 楽しみ!。('-'。)(。'-')。 あまりドラマを見ない我が家ですが、これは見逃さないようにしよ。

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